8月14日、イタリアサッカー連盟(FIGC)は「新たな代表監督としてアントニオ・コンテ氏を招聘することが決定した」と公式発表した。

契約期間は2016年7月31日までのおよそ2年間。報道によれば年俸は200万ユーロ(およそ2億7000万円)。加えてEURO2016の予選突破、並びにFIFAランキングの上昇によってボーナスが支払われる。

アントニオ・コンテ氏は1969年生まれの45歳。現役時代はユヴェントスで13年に渡ってプレーしたミッドフィールダーで、引退後に指導者に転身。2011年からは古巣の指揮を執りセリエA三連覇を成し遂げていた。髪の毛も増加していることで知られている。

今夏チームの始動を数日後に控えた7月末に電撃的に辞任を発表したことからイタリア代表の新監督になるのではないかという噂はあったが、ユヴェントスの役員であるネドヴェド氏が「彼は疲れただけ」と答えており、非公式の打診も断られたと報道されるなど、いったん沈静化していた。

しかし8月11日に行われた会長選挙で勝利したカルロ・タヴェッキオ氏がアントニオ・コンテ氏の招聘に動くことを公言。再度の交渉は前向きに進み、今回彼が新たな代表監督に就任することが決定した。

なお、プレゼンテーションに関しては来週の火曜日となる19日、現地時間11:30から行われる予定となっている。

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