日本代表MF、香川真司の所属するドルトムントが今季終了後に攻撃陣を整備する可能性があるようだ。

最も放出が近いと噂されているのはイタリア代表FWのチーロ・インモービレのようだ。インモービレは昨年の夏の移籍ウィンドウでトリノから加入したばかりの選手だが、ブンデスリーガへフィットする事に苦しんでおり、降格圏で戦うチーム状況もあいまって出場機会も限られている。

『BILD』が報じる所によれば、ドルトムントの経営陣はインモービレをイタリアへ送り返すことを決断しているとのこと。なお、『Express』の情報によれば、ミランとリヴァプールがインモービレに強い関心を抱いており、夏の移籍ウィンドウへ向けて噂が加速していくのではないだろうか。

また、MFのマルコ・ロイスも今季限りでの退団が有力視されている。移籍先としてはイングランドやスペインのビッグクラブの名前がずらり。有力候補の一つとしてレアル・マドリーの名前が存在しているが、先日『Sport』は競争が激しい事からロイス本人が移籍に気乗りしていないと報じている。

また『Express』はマンチェスター・ユナイテッドが恒常的にドルトムント側に接触しており、既に合意しているのではないかと報じている。マンチェスター・ユナイテッドとの事前合意説はイングランドのメディアが中心になって報じている内容だが、一方でロイス本人がアーセナル行きを望んでいるという噂もある。

インモービレとロイス。彼らが抜ける場合、ユルゲン・クロップとドルトムントがどのような補強に動くのだろうか。もちろん、ブンデスリーガ残留を決めることが目下の課題であるのは間違いない。

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