『Il Giornale』は、「インテルは1月のマーケットで4名の選手を放出し現金化する」と報じた。

今季中国の蘇寧グループに買収されたインテルであるが、これまでの半年間はスポーツ面でのトラブルに見舞われ続けている状況にある。

突然のロベルト・マンチーニ監督の解任。開幕直前にフランク・デ・ブール新監督を迎えるも成績は伸びず、わずか80日あまりで再び指揮官を交代する決断を下した。

セリエAでは既に優勝の可能性は乏しくなっており、さらに先日はヨーロッパリーグからも敗退が決定。徐々に目標が失われつつある状況となっている。

また、現在チームを率いているステファノ・ピオーリ監督は「現時点では選手の人数が多すぎる」と話しており、1月のマーケットでは放出が行われると予想される。

そして記事が予想する放出対象の4名とは?

ガブリエウ・バルボーザ(ガビゴウ)

今夏2950万ユーロ(およそ35.6億円)という大金を支払って獲得された『NEXTネイマール』ガビゴウは、インテルでも屈指の高額給与を手にしている選手の一人である。

しかしながら、ここまでインテルでの出場はわずか1試合。既にローン移籍で経験を積ませるという方針が固められているという。

関心をいだいているのはセリエAの3クラブ、ペスカーラ、エンポリ、ジェノアであるという。インテルは代わりにベネズエラ代表MFトマス・リンコンを獲得したいとして、ジェノアに話を持ちかけているようだ。

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