リヴァプールはローマからエジプト代表FWムハンマド・サラーを獲得した。

ここでは、『Squawka』による「サラー加入で得する人、損する人」の面子を見てみよう。なお、移籍が正式決定する前に配信された記事であることに留意して欲しい。

得する人:フィリペ・コウチーニョ

コウチーニョは今のリヴァプールにおいてチーム最高の選手だろう。

彼がフィットしていた昨季前半戦、リヴァプールはタイトル獲得に向けて正しい道を歩んでいるように見えた。だが、彼が6週間離脱するのと同時にチームは不調に陥った。

また、彼自身も復帰後に好調を取り戻すまでにやや時間を要した。実際、シーズン終盤により深い位置での役割に移行したことで復調を見せた。

加入したサラーはサディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノと3トップを形成するだろう。それにより、コウチーニョはセンターハーフとしての経験をより積むことができるはずだ。そこでは左ウィングでのように孤立することを心配する必要はないし、より多くボールを受けることが出来る。

もちろん守備的なタスクに取り組む必要はあるだろう。とはいえ、4-0で快勝した昨季のウェストハム戦から判断するに、サラー加入で間違いなく得をするはずだ。

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