昨シーズンをもって、敏腕SDとして知られるモンチが退団したセビージャ。

しかし、移籍交渉のキーマンが抜けてもこの夏の補強は抜け目がなさそうだ。2日(水)、2人の新加入選手を発表した。

まずはDF。

加入が発表されたのは、デンマーク代表DFシモン・ケアだ。

ケアは1989年3月26日生まれの28歳。

的確なポジショニングとカバーリング、一対一で見せるフィジカルコンタクトの強さ、ディストリビューション能力に長ける万能型センターバックで、デンマーク代表として67試合の出場経験を持つ。

パレルモで成長し、その後はヴォルフスブルクやローマ、リールでもプレーしたが、2015年からはフェネルバフチェに在籍。そしてこのほど、セビージャと4年契約を交わした。

セビージャでは昨季まで在籍していたアディル・ラミがマルセイユへと渡っており、その後釜としてケアに白羽の矢が立った形。「これぞセビージャ」といった感じの合理的な補強だ。

そして、何よりもセビジスタを熱くしたのはヘスス・ナバスの復帰だった。