かつて「広州恒大」としてアジアを席巻したものの、親会社の経営危機から破産寸前となった広州FC。

現在は中国の2部でプレーしているが、親会社である恒大グループが運営するサッカースクール出身の選手を中心にメンバーを構成し、若い才能がひしめき合う貴重なチームとなっている。

そのチームで現在守護神を務めているのが20歳のGKフオ・シェンピン。そのルックスから「イケメン」と呼ばれることもあるというキーパーで、3月に行われたU-20アジアカップでは中国代表のメンバーにも招集されていた選手である。

彼は今回『搜球网』のインタビューに答え、自身がアイドルにしている選手について以下のように話していた。

フオ・シェンピン

「正直に言えば、最初はそれほど憧れるゴールキーパーはいなかった。

ただ、徐々にマンチェスター・シティでプレーするエデルソンのようなゴールキーパーに称賛の気持ちを持ち始めた。彼の左足はとても正確で強いし、あらゆるロングパスが素晴らしい。

リヴァプールのアリソンもいるね。彼は足も、手も、守備も、攻撃もより包括的に素晴らしい。

そして浦和レッズでプレーしている西川周作という日本人ゴールキーパーがいるんだ。彼は比較的年齢が高い選手だけど、ロングパスとボレーキックが本当に素晴らしいんだ。

僕は彼の足元の技術が見られるようなビデオを沢山チェックした。今も時々見ているよ。とても上手いと思うし、尊敬しているんだ。

彼の動画を見たのは偶然だったんだけど、試合中の彼のフィーリングはまさに自分が求めているもので、とても心地よくて自然なものだった。

さらに重要なのは、彼がアジア人だということだよ。ヨーロッパ人と我々の身体的特徴は違うが、アジア人同士はそれほど違わない。参考にできると思っている」

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中国人の選手でありながら、偶然見た動画から浦和レッズの西川周作を非常に気に入り、そのプレーを参考にしているという。

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