昨年限りで鹿島アントラーズとの契約が満了になり、ブラジル2部のサントスへと加入することが決まったMFディエゴ・ピトゥカ。

川崎フロンターレを離れたジョアン・シミッチとともにブラジル屈指の名門クラブでプレーすることになった彼は、今回加入に際したプレスカンファレンスを行ったという。

『UOL』によれば、ディエゴ・ピトゥカは日本での経験について以下のように話したとのこと。

「日本での数年間は僕にとってとても良いものだった。Jリーグは非常に競争力がある。ジョアン・シミッチは素晴らしい選手で、我々は日本で彼と対戦していた。

シミッチは非常にテクニカルな選手で、中盤で大いに役立つ存在であることはわかっている。サントスはその恩恵を受けることになるだろう。

日本のサッカーはとてもスピードがあって、たくさんのフィジカルコンタクトがある。日本に適応するには苦労したが、最終的にはフィットできた。

僕はより経験を積んで、少し速く、より強くなってブラジルへ戻ってきた。ここを離れたときは体重が70kgだったが、今では78kgだ。すこし重くなったね。サントスが必要とするものを提供できるように頑張るよ。

僕にはフィジカルトレーナーがいて、とても助けになってくれた。毎日のようにトレーニングをしたよ。日本人はあまりジムに行くことを好まないが、僕はもう少し筋トレをしたいと思っていた。そして食生活も変えたので、より成熟した選手になったと思う。

Jリーグにいるときもサントスの試合は追っていたよ。2部降格はとても苦しかった。サントスのファンだからね。試合を見るために、日曜日はいつも午前4時に起きていたよ。負けたときは一緒に苦しみ、勝ったときは笑顔になった。

ファビオ・カリーレは素晴らしい監督だし、とてもいい雰囲気がある。昨年から残った選手たちもモチベーションが高い。サントスをあるべき場所に戻すため、一生懸命働くべきときだね」

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なお、カリーレ監督とV・ファーレン長崎との契約問題については「それについて話すのは難しいし、日本語も少し扱いにくい。理事会がこの問題を解決できることを願っている」とコメントしたとのこと。

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