1月に行われたアフリカネーションズカップ期間中に膝を痛め、今もなお長期離脱を強いられているマイクル・エシエン。

当初は、今週土曜日に行われるチェルシーvsストーク戦で復帰する予定であったが、その状態は予想以上に悪く、決まりかけていた復帰予定日は白紙となった。

これにより、シーズン終了後までリハビリ期間を要する可能性も浮上。W杯までに復活できるかすら不透明となり、エシエン自身も焦りを感じているようだ。

「正直言って、現段階ではどうなるかわからない。でも、とにかく今はリハビリに専念して、復活できることを祈るだけだ」
「もし、間に合わなかったら?母国に帰って、一人のガーナ人として応援するよ」

W杯初戦は6月13日。まだ有余があるという見方も出来るが、エシエン自身は“ぶっつけ本番”での参加は望んでいない。

「もちろん、W杯のメンバーに選ばれなかったら悲しい。けれど、W杯というのは世界で最もハイレベルで栄誉ある大会なんだ。そういう大会には万全な状態の選手が出場するべきだと思う」

仮にエシエンが出場したとしても、“ブラック・スターズ”の中盤は大きな問題を抱えているというのが現状だ。

インテルでは出場機会が限られているムンタリ、2年間トップレベルから遠ざかっているアピアー。彼らを主軸として頼らざるを得ない状況を鑑みても、ガーナ代表の将来には不安が付きまとう。

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