先日チェルシー退団が決定したミヒャエル・バラックだが、彼の退団を決めたのはオーナーのロマン・アブラモヴィッチであり、カルロ・アンチェロッティ監督ではないこと。そして、彼はまだアメリカや中東でキャリアの晩年を過ごす気はないことを明言した。

バラックがタイムズ紙に語ったことによれば、「バラックはチェルシーでの残留を希望し、アンチェロッティもそれを望んでいた。ところが、選手の平均年齢を下げたいアブラモヴィッチによって決定が下されてしまった」のだと言う。

「僕はこの4年間チェルシーで素晴らしい時間を過ごしてきたから、チェルシーはいつも僕のファースト・チョイスだった。今だってそうだ。でも、決定権は僕にはないんだよ。ロマン(アブラモヴィッチ)が決めてしまったんだ」
「キャリアを終わらせる、というのは僕の選択肢にはない。最低でもあと2年は最高のレベルでプレーしたいんだ。だから、ドイツに戻ってチャンピオンズ・リーグを戦うってのは良いね。」

しかし、ブレーメンとバイアー・レヴァークーゼンはどちらも財政上の理由によりバラック獲得を断念。ブレーメンのGMクラウス・アロフツも「そうできたら良いんだが、夢物語だ」と残念そうに語っていた。

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