下記は、スロベニア戦に出場した、イングランド代表選手を個別に評価したものである。
■No.1 ジェイムズ 【GK】 6.0
安定したキャッチングで、難しいボールを確実に処理し続けた。もはやかつての「ウスノロ・ジェームズ」は過去のもの。
■No.6 テリー 【CB】 5.5
ノヴァコヴィッチに苦しんだが、ギリギリの場面では常にこの男の姿があった。闘志をみなぎらせながらも、冷静なカバーリングを見せた。
■No.15 アップソン 【CB】 4.5
スピード不足は致命的。クロスへの反応も遅く、これならドーソンを起用した方がましだった。
■No.2 ジョンソン 【RB】 6.0
積極的なオーバーラップで対面するキルムを押し込み、右サイドハーフのミルナーを手助けした。
■No.3 A・コール 【LB】 5.5
悪くはないが、ノヴァコヴィッチとビルサの連携に苦しむ場面も。攻撃で貢献してなんぼの選手だが、そちらの存在感は薄かった。
■No.8 ランパード 【CH】 5.5
序盤はバリーと共にひどい出来だったが、徐々に復調。後半はアーリークロスでルーニーに決定的チャンスをお膳立てした。
■No.14 バリー 【CH】 5.0
序盤はパスミスを連発したが、得点を取ってからは改善。ボールを左右に振り分けながら、ランパードのカバーをこなすというタスクをこなした。
■No.16 ミルナー 【RH】 7.0
最初の15分はゴミだったが、先制点をアシストしたことで覚醒。右サイドをえぐり、正確なクロスでスロヴェニアDFをパニックに陥れた。守備も充実。
■No.4 ジェラード 【LH】 6.5
得意の正確なサイドチェンジで攻撃を広さを作った。また、中盤でボールを奪ってからのターンオーバーはお手の物。最後までチームを引っ張った。
■No.10 ルーニー 【ST】 5.5
相手DF、味方、スペースを完全に把握してプレーするところはさすがの一言。あとは得点を決めるだけ。
■No.19 デフォー 【CF】 7.0
得点シーンでの瞬間的な速さは職人芸。相手のDFラインを持ち前のスピードでけん制することで、間接的に攻撃の組み立てに貢献した。
(途中出場)
■No.11 J・コール 【OH】 6.0
トップ下起用。ダイレクトのパス交換でチャンスを作り、終了間際は時間稼ぎ。求められた仕事は遂行。
■No.21 ヘスキー 【CF】 -
86分から出場。