初戦スイスに敗れて大勢のサッカーファンを心配させたスペインだが、その後は2連勝。予定通りグループ1位での決勝トーナメント進出を決めた。下記は、チリ戦に出場した、スペイン代表選手を個別に評価したものである。

■No.1 カシージャス 【GK】 5.5

1点こそ奪われたがほとんど危ないシーンはなく、出番という出番がなかった。

■No.3 ピケ 【CB】 6

守備だけでなく良質のフィード、2本のシュートと攻撃面でも顔を出した。

■No.5 プジョル 【CB】 5.5

守備機会はあまりなく、後半よくボールをつないだ。

■No.6 イニエスタ 【OH】 6.5

試合を決定づけるゴール。抜け目のない狡猾さとぴったりと吸い付く足元の技術、これぞイニエスタだ。

■No.7 ダビド・ビジャ 【FT】 6.5

一瞬の隙をゴールにするというのはさすがエース。伊達ではない。

■No.8 チャビ 【OH】 5.5

普段の創造的な彼というよりは、繋ぎ屋シャビ。今大会で一番パスをしているというデータを証明したが、その分物足りなさも。

■No.9 フェルナンド・トーレス 【FT】 4.5

あまり状態はよくない中での先発出場だったが、やはり調子は上がらず。エストラーダを疑惑の判定で退場に追いやったのが唯一の収穫。

■No.11 カプデビラ 【LB】 5.5

出番は少なく無難な出来だったが、普段の彼から見ればやや身体が重いか。

■No.14 シャビ・アロンソ 【CH】 6

他の選手と違い長短のパスを簡単に出し入れ。今大会問題となったジャブラニも彼の前では何も問題はなかった。だが、ブスケツとはあまり合っていない様な・・。

■No.15 セルヒオ・ラモス 【RB】 5.5

可もなく不可もなく。

■No.16 セルジオ・ブスケツ 【CH】 5.5

シャビ・アロンソとは合わないのかポジションどりが微妙で、やや粗い守備も目立った。

(途中出場)


■No.10 セスク 【OH】 5.5

得点、攻撃の活性化が望まれての交代だったが、試合展開的に何をすることもなく時間が過ぎた。

■No.20 ハビ・マルティネス 【CH】 採点なし

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