下記は、ポルトガル戦に出場した、スペイン代表選手を個別に評価したものである。

■No.1 カシージャス 【GK】 6.5

ロナウドの魔球には冷静に対処し、それ以外のシュートにも落ち着いた対応を見せていた。ベスト8以降も彼のスーパーセーブに期待。

■No.3 ピケ 【CB】 6.0

彼よりもプジョルのほうが目立っていたが、目立ったミスはなくセンターバックとしては及第点以上の出来。攻撃の場面でも顔を出していた。

■No.5 プジョル 【CB】 6.5

あわやオウンゴールというシーンもあったが、H・アウメイダを完封。自分よりも体躯で勝る相手を封じるその術は、見ていて惚れ惚れする。

■No.6 イニエスタ 【OH/RH】 6.0

ポルトガルの守備陣が集中力を切らさなかったこともあり、羽を広げることは出来なかったが、随所で持ち味を披露。調子も徐々に上がってきているようだ。

■No.7 ビジャ 【LH/ST】 7.5

左サイドからのカットイン、DFラインの裏を破る動き、正確なキック等、見せ場はかなりあった。この試合唯一のゴールを上げたのも彼。

■No.8 チャビ 【CH/OH】 6.5

グループリーグでは、大人しい印象があったが、“動く司令塔”のエンジンがようやくかかってきた。ビジャのゴールを生んだ、ワンタッチでのアウトサイドスルーパスは芸術の域。

■No.9 F・トーレス 【FT】 5.0

立ち上がりにシュートはあったが、全体を通して見ると不満が残る。右サイドでのF・コエントロンとの勝負も制することが出来なかった。

■No.11 カプデビラ 【LB】 6.0

何度か裏を突かれることもあったが、いつも通りの安定感を見せた。だが、R・コスタを退場に追い込んだアクションは物議をかもしそうだ。

■No.14 X・アロンソ 【DH/CH】 6.0

これまでは慎重なプレイ選択が多かったが、縦パスを狙う回数も増えてきており、パフォーマンスは向上中。守備時での貢献度も光った。

■No.15 S・ラモス 【RB】 6.5

前半戦は、F・コエントロンのオーバーラップに手を焼いていたが、中盤戦以降は勇猛果敢な攻撃参加で先手を取った。

■No.16 S・ブスケツ 【DH】 6.0

良くもなかったが、悪くもなかったという評価が妥当か。チーム一のパス数で攻撃の起点とはなっていたが、決定的な仕事はなかった。

(途中出場)


■No.19 ジョレンテ 【FT】 6.5

58分からF・トーレスに代わって出場。圧倒的なフィジカルでポストワークをこなし、チームに良い流れをもたらした。今後は出場機会が増えるだろう。

■No.18 ペドロ 【LH】 -

88分からビジャに代わって出場。

■No.4 マルチェナ 【CB】 -

後半ロスタイムからX・アロンソに代わって出場。

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