ワールドカップも終わり、本格的に来季へと動き出した欧州フットボールシーン。今夏も例年通りたくさんの大物の移籍関連ニュースが飛び交っているが、簡単に状況をまとめてみたいと思う。まずは、既に決まったニュースから。

◆ツꀀティエリ・アンリ (バルセロナ → NYレッド・ブルズ)

バルセロナで脇役に甘んじたアンリは、契約切れでMLS移籍を決断。プレミアリーグ時代は歴代最多の4度の得点王獲得するなど、世界最高のFWと呼ばれた選手の移籍は大きな話題となった。

◆ ジョー・コール (チェルシー → リヴァプール)

引く手数多の天才MFはチェルシーの残留要請を断り、国内外のビッグクラブのオファーの中から新天地としてリヴァプールを選んだ。ウエストハムでもチェルシーでもファンの絶大な声援を受けたジョー・コール。アンフィールドのファンがどう迎えるかが楽しみである。

◆ ミヒャエル・バラック (チェルシー → レヴァークーゼン)

負傷でワールドカップを棒に振ったドイツの小皇帝。フリートランスファーで加入したチェルシーをフリートランスファーで去るという礼儀で古巣復帰。キャリアの終盤を飾る活躍に期待したい。

◆ ルカ・トーニ (バイエルン → ジェノア)

元イタリア代表の長身FWはバイエルンでの挑戦を終えて母国復帰を決断。ジェノアへの加入が決定し、ガスペリーニ監督の3トップで中央を陣取る。

◆ ファビオ・カンナヴァーロ (ユヴェントス → アル・アハリ)

古巣ナポリでの引退を望むも野心あるクラブの方針とはあわず中東へ。2006年のバロンドーラーには、「金で移籍した」と言われない活躍を期待したい。

◆ アドリアーノ・レイテ・リベイロ (フラメンゴ → ローマ)

かつてイタリアを震撼させた怪物FWがセリエAに帰ってきた。「皇帝」と呼ばれた男は、ローマ帝國の皇帝となれるか?

◆ ダビド・ビジャ (バレンシア → バルセロナ)

ワールドカップでも活躍した生粋の点取り屋が遂にビッグクラブ移籍。スペイン代表の同胞が多数在籍するバルセロナでエースの座を狙う!

◆ ダビド・シルバ (バレンシア → マンチェスター・シティ)

ビジャと共にバレンシアを支えたもう1人のダビドが新天地に選んだのはプレミアリーグ。シティにターゲットをさらわれたサー・アレックス・ファーガソンは怒り心頭とか?

◆ ヤヤ・トゥレ (バルセロナ → マンチェスター・シティ)

来る人あれば行く人あり。バルセロナを去ったヤヤ・トゥレの移籍先は兄のコロが在籍するマンチェスター・シティ。兄弟の夢であった同じクラブでのプレーが実現。

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