夏、冬とそれぞれの移籍市場にて、世界中のサッカーファンが注目する話題を振りまいたセスク・ファブレガス。育った故郷であるバルセロナへ移籍するか否かの報道が連日のようになされてきたのは記憶にも新しい。アーセナルだけではなく彼自身が残留を強調したことで事態は完全に鎮静化したが、バルセロナのチャビは未だに彼の“帰郷”を信じているようだ。
「彼はバルセロナに戻りたいという素晴らしき願望を持っているんだ。仮にこのチームに入ればすぐにフィットするだろうね。なんせこのクラブで育った選手なんだから。彼の究極目標はバルセロナでプレーするということだけど、アーセナルとバルサが合意しなくてはならないというハードルがある。ただ、彼にはバルサのDNAが備わっているし、その夢が叶う日がくることを信じ続けるよ」
「セスクがバルサの中盤で活躍できるか?彼が来た時に僕がいくつになっているかによるかもしれないね(笑)ただ、スペイン代表の時のように共にプレーできれば問題ないと思う。いつも僕が口にしていることでもあるんだけど、サッカーというものは『いかにチームメイトと協力関係を築けるか』、『いかに自身の特徴や考えを周りの選手達に理解してもらえるか』で決まってくるからね」
と、『One to One』のインタビュー上でセスクへのラブコールを行ったチャビ。彼とイニエスタで構成されるコンビも豪華であるが、そこにセスクが加わったトリオのパフォーマンスはバルセロナのファンならずとも見てみたいものだろう。
(筆:Qoly編集部 T)