アーセナルのMFサミア・ナスリはタイトルを勝ち取りたいと思っているようだ。『Daily Mail』のOnline版でその心境が報じられている。

「もう充分にお金を稼いでいる。優先しているのは偉大なキャリアを築き、タイトルを勝ち取る事だ。これは他の何よりも重要な事だ。その事の価値もお金の意味もわかってる」
「もしタイトルを取らなければバロンドールのリストに入る事もできない。2004年のU-17 欧州選手権の優勝以降、キャリアで何も勝ち取ってなっかったから、イングランドへはトロフィーを求めてやってきた」
「僕らは成長し、自分達自身を試すという快適な環境から抜け出す事を求められていた。トロフィーを勝ち取ってはいないけど、もう成長したと思う」

ナスリはタイトルを渇望しているという自らの意思を表明したが、その思いとは裏腹に、アーセナルには主力選手の放出の噂が止まらない。ナスリ自身の状況も過熱しており、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、そしてチェルシーが移籍先として浮上。ナスリは今季で4年契約の最終年を迎える事になるが契約延長に難色を示している。その為フリー・トランスファーでの移籍となる前に移籍にすると報じられ、FAカップ王者のマンチェスター・シティが既に2000万ポンドの準備をしたと言われている。ナスリが契約延長を渋っている背景には、給料の引き上げ要求があると見られていたが、本人は否定している。

「決してお金がモチベーションではない。いつもフットボールの視点から決定してきた。自分のしたいサッカーのできない場所、幸せだと感じられない場所、お金の為だけで、クラブとサインしたくない」

(筆:Qoly編集部 L)

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