1日に上位のバレンシアと対戦し、0-1で敗れたグラナダ。一部の人間にとって非常に馴染み深い名前を持つアンダルシアの小クラブは、財政難に陥った2009年、イタリアのウディネーゼとパートナーシップを締結。ウディネーゼのジャンパオロ・ポッツォ会長がオーナーに就任し、資金援助とともにウディネーゼから多くの選手をローンで受け入れた結果、チームは今年、35年ぶりの1部昇格を果たした。ここまでは1勝1分け4敗と苦戦を強いられているが、0-4で大敗したマラガ戦以外はすべて1点差以内の僅差。今季初勝利をあげた相手も強豪ビジャレアルであり、今後の巻き返しも十分期待できるだろう。
今夏ベンフィカからローンで加入した、ポルトガル代表のカルロス・マルティンス。
グラナダのサプライヤーは、ウディネーゼと同じイタリアのLegea。ロヒブランコ(赤と白)のシャツに青パンツといえばアトレティコ・マドリー、スポルティング・ヒホンなどと被るものの、グラナダは“Los Rojiblancos Horizontales”(水平な赤と白)の愛称が示す通り、ボーダー柄が伝統。アウェイには昨季と同じく黒が採用されている。胸スポンサーは銀行のCaja Granada。
1日のバレンシア戦(アウェイ)では、赤パンツ、赤ソックスを使用した。
ちなみに、このダニ・ベニテスもウディネーゼがパスを持つ左利きのサイドアタッカー。
【追記】新ユニ発表の様子。白のサードも存在するようだ。
(筆:Qoly編集部 O)