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2011年12月9日(金) - ジャワハルラール・ネルー・スタジアム(デリー)
Maldives
1
0-1
1-2
3
India
シャムウィール


60'


得点者
24'
69'
90+4'
ナビ
スニル・チェトリ
スニル・チェトリ


シード国同士の対戦となった準決勝1試合目。格で勝るインドが順当に3得点を奪って勝利を収めた。

序盤からボールを支配して攻めたインドは24分、セットプレーから先制点を奪取。クリフォード・ミランダのフリーキックに対してジェジェがヘディングを試みたが、届かず。しかしそのおかげで後ろに入ってきていたナビがフリーになっており、抜け目なくゴールに決めてリードを奪った。

前半終了付近からは徐々に守備を重視しカウンターを狙う意識が高くなり、攻める機会が減少。その結果、60分にはアクラムのクロスからシャムウィールに強烈なミドルシュートを叩き込まれて同点に追いつかれてしまう。しかし、その9分後にアーリークロスからスニル・チェトリが裏に飛び出し、ウマイルのファウルを誘ってPKを獲得。再びリードを奪った。

さらに後半ロスタイムにもカウンターで追加点。ジェジェが基点となってスルーパスを送り、再びスニル・チェトリが裏に飛び出してシュート。止めの3点目を決めて試合を終わらせた。

モルディブにとって痛かったのは、開始からわずか10分という時間帯にエースのアリ・アシュファクが怪我をしてしまったことだ。しばらくピッチを離れたがプレーは続行し、フル出場はできた。しかし、時折彼らしいプレーは見せるものの運動量が乏しく、見せ場は少なかった。彼は間違いなくこの大会ナンバーワンの選手であり、ボールを持って前を向けば必ず決定的な仕事をする。プレー機会の減少は致命的な足枷となった。

後半は点を取り返すために3バックに変更。センターバックを務めていたアクラムを左ウイングに移す策が当たり、彼のクロスからは何度もチャンスが生まれ、60分には同点ゴールも生んだ。しかし攻めに入ったところでスペースを突かれ、守備が崩れてしまった。最後にはフラストレーションを溜めたタリクがレッドカードで退場。試合を通して「運を掴みきれなかった」内容となった。

順位表


(筆:Qoly編集部 K)

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