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1月12日、韓国プロサッカー連盟が各クラブに対し、当初の予定よりも大幅に後退した提案を送った事をスポーツソウル紙が確認。「Kリーグの昇降格制度導入が座礁の危機に瀕している」という記事を掲載した。

当初、Kリーグは2013年に本格的な昇格、降格制度の完成を目指していた。そして今季16チームを2グループに分けるスプリット・システムを一時的に導入し、下位4チームが2部に降格するという案を検討していた。そして1部リーグは12チーム、2部は8チーム(4チーム+ナショナルから4チーム)で争う予定であった。

しかし、降格の可能性が高いクラブは「連盟が一方的に原案を可決させる場合は、リーグの脱退も辞さない」とこの案に強く反発。圧力を受けたプロサッカー連盟は、14チームが残留し、2チームが降格するという案を理事会に上程することを決定。

この案の場合、降格が有力な尚州尚武(軍隊のクラブ)を除けば、下部リーグに落ちるのは1チームのみ。これは2部リーグの定期的な運営が不可能になり、そもそもの昇降格制度自体の実施が事実上頓挫する可能性が高い。

サッカー界のある関係者はこう語ったという。

「球団の反発で誘発されたこのような方式を導入するということは、昇降格制度を放棄するということを意味する」

またKリーグのあるクラブの関係者もこうコメントを述べているという。

「プロサッカーを生かす方法としてやらなければいけないことなのだ。連盟は名分も時期も見失っている。こんな方向で結論が出たのは非常に残念だ」

記者は上記の関係者の発言を引用しつつ、「集団利己主義に駆られた球団の反発により、方向性と推進力を失った連盟の能力不足によって、昇降格制度導入は座礁の危機に瀕している」と結論づけた。

昇降格制度の是非を決定する理事会、及び代議員総会は16日に開催されることが予定されている。

(筆:Qoly編集部 K)

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