ブレーノ、放火事件の判決は懲役3年9ヶ月

7月4日、AFP通信は「元バイエルン・ミュンヘンのブラジル人DFブレーノに対して、ミュンヘン州の裁判所が懲役3年9ヶ月を言い渡した」と報じた。

ブレーノは1989年生まれの22才。北京五輪でブラジル代表のメンバーとして銅メダルを獲得したことで知られているディフェンダーで、2008年にバイエルン・ミュンヘンへ移籍した。10/11シーズンは出場機会を獲得し、ブラジルA代表にも招集された。

しかし、2011年9月20日にミュンヘンの自宅が全焼する事件が発生し、その際に放火の容疑で逮捕された。ブレーノはその際酒に酔っており、魔が差しての犯行だったと自供している。

ブレーノの弁護士を務めたヴェルナー・ライトナー氏は2年間の執行猶予を、検察側は5年6ヶ月の懲役を求刑していた。結果としてはその間を取ったような判決となった。

判決を受けたブレーノは以下のコメントを残している。

「あの夜の行動を謝罪したい。私は悪い人間だった。家族を守ってくれた神に感謝したい」

かつて所属していたバイエルン・ミュンヘンは、判決に対して声明を述べている。

「誠に残念です。私たちの願いは、ブレーノがサッカー選手としてのキャリアを継続できると共に、家族と一緒に過ごせることでした。我々はこれからも彼をサポートし続けます」

(筆:Qoly編集部)

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