11日に行われたブラジルの国内カップ(コパ・ド・ブラジル)決勝コリチーバ対パウメイラスの第2戦は1-1の引き分けに終わり、2002年日韓W杯でブラジル代表を優勝に導いた“フェリポン”こと名将ルイズ・フェリピ・スコラーリ率いるパウメイラスが2試合合計3-1でコリチーバを下し、1998年以来2度目となる優勝を遂げた。

先週ホームで行われた第1戦を2-0で勝利しアウェイに乗り込んだパウメイラスは、熱狂的なサポーターに後押しされたコリチーバの攻撃を受ける時間が続き、後半、アイルトンの直接FKにより先制を許してしまう。しかしその直後、コリチーバのFWロベルト・セザー(前FC東京)のファールによりセットプレーのチャンスを得ると、キャプテンを務めるマルコス・アスンソンのFKをベチーニョが頭で決めて同点。このゴールがコリチーバの反撃の勢いを止め、そのままトータルスコア2点のリードを守り切った。

パウメイラスの主要タイトル獲得は1999年のコパ・リベルタドーレス以来実に13年ぶり。また、この優勝により来年のリベルタドーレス出場権も獲得した。コリチーバは第1戦、第2戦と主導権を握る時間こそ長かったものの、フェリポンらしい堅い守りを見せるパウメイラスを崩し切れず、1985年全国選手権以来となる主要タイトル獲得を逃した。

(筆:Qoly編集部 H)

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