2013年1月8日(火) - バーレーン・ナショナル・スタジアム(リファ)
Bahrain
1
0-1
1-1
2
U.A.E.
アル・マルード

75'

得点者
40'
85'
アル・ハジリ
マジド・ハッサン

開催国バーレーンは、初戦に引き分け、そして第2戦目でUAEに敗北。決勝トーナメントに進出するためには、第3節で戦うカタールに対して必ず勝利しなければならない状況となった。

とはいえ内容は決して悪くはなかった。前回とは違って4-1-4-1に近い形のフォーメーションで望み、中盤でのボール奪取力を強化。UAEが中央に絞るオマール・アブドゥラフマンに縦パスを収めてから組み立てることを読み、足元に入ったところを狙って潰しに掛かった。相手の攻撃のペースを乱し、そこからの勢いあるカウンターでゴールに迫る。

しかし、前節にも苦しんだ決定力不足が足を引っ張った。37分にはサルミーンの決定的なフィードが裏に通ったが、アイシュのシュートは前節の再現であるかのように枠を外れた。

そして40分には大きなミスから失点も喫してしまう。ロングボールを対処しようとしたアブドゥラ・オマールがポジショニングを誤り、クリアしきれず。裏にこぼれたボールをアル・ハジリに奪われ、ゴールを許した。

後半に入っても同じ流れが続いた。61分にはオマールのスルーパスからアル・フセイニが飛び出し、折り返しをイスマイル・アブドゥラティフが2度シュートするも両方ともアリ・ハシフに止められてしまう。70分には途中出場のジェイシー・ジョンが浮き球から裏に抜け出してシュートするも、キーパー正面に飛んだ。その4分後にもジョンは相手のミスから裏に抜け出してさらにキーパーまでかわしたものの、シュートに持ち込めず機を逸した。

しかし、75分にようやく同点ゴールを奪うことに成功。アル・カマリがバックパスを空振りしたところを見逃さなかった途中出場のアル・マルードがゴールを決め、試合を振り出しに戻す。

ところが、このあと追加点を狙って攻め続けたことが命取りとなり、85分にオマール・アブドゥラフマンに前を向かれてクロスを許してしまう。イスマイル・マタルのシュート、そしてこぼれ球に詰めてきたアル・ハジリは何とか防いだものの、マジド・ハッサンに押し込まれて失点。

バーレーンは本日第1試合のオマーンと同じく、試合内容で上回りながらも決定力と運に恵まれず。地元の観衆の前で悔しい敗北を喫した。

(筆:Qoly編集部 K)

{module [170]}
{module [171]}
{module [190]}

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名