3月29日、2022年カタールワールドカップ最高委員会の事務総長を務めているハサン・アル・タワディ氏は、AP通信のインタビューに答えた。

開催地が決まった当初より、中東での6月の開催は無理があるという意見が相次ぎ、UEFAのミシェル・プラティニ会長は常に開催時期を冬へスライドさせるという提案をしている。

さらに最近ではFIFAのゼップ・ブラッター会長も「時期をずらすにはカタール側からの提案が必要だ」と問題に言及し、別の場所での開催を視野に入れて再度選挙を行わなければならない可能性を話している。

しかしハサン・アル・タワディ氏は、これまでと同じく夏での開催に自信を見せ、変更は必要ないことをアピールした。。

「我々はそれについては分かっている。暑さに問題があることは知っているのだ。しかしポイントは、我々はその解決策を見出していると言うことだ。

それはフットボール・コミュニティの中で討論すること。ある時点で誰かが決定しなくてはならなくなるだろうね。我々はよく考えた上で組織全体のコンセンサスを取らなければいけない。

今日の段階では、無垢に、そして単純に、夏にワールドカップを開催するために物事を進めているということだ。

(UEFAのプラティニ会長が冬開催を求めている) それは彼の意見だ。彼はもちろんサッカー界において大きな柱となっている人物であり、その見解は考慮に入れなければならない。

ただ、彼には投票というものの性質を尋ねなければならないだろう。まあ、ワールドカップを冬に開催するという意見に言及したのは、何も彼が最初ではない。

我々は、ワールドカップは夏に開催すると常に言ってきた。冷却の技術は進歩している。それはスタジアム内に制限された話ではない。それを人々が理解することこそが重要なのだ。ファンはこれらの技術開発を通じて、屋外での活動も楽しむことが出来るだろう。

(FIFAのブラッター会長も再投票の可能性を言及した) やるのならば、やればいい。時が来れば我々の立場は明らかになるだろう。今日、我々は夏のワールドカップに向けて動いているし、暑さは皆が知っていたはずだ。

私は我々の企画の全てに確信を持っている。私がFIFAの執行委員会選挙に立候補するのは、それを保護する目的ではない。我々は安全な法的立場を確立している」

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