DM:リッカルド・モントリーヴォ(ミラン)
フィオレンティーナからフリートランスファーで加入したイタリア代表MFは、高度なサッカーIQと万能性を武器にミランのサッカースタイルにも順応した。かつては攻撃的な選手のように思われていたが、バルセロナとのCLでは2試合合計で12回のタックルを行うなど、守備面でも目立った動きを見せており、一皮むけた印象も。
DM:クラウディオ・ヤコブ(WBA)
彼のような実力者を移籍金ゼロで獲得したWBAのスカウティングシステムには脱帽だ。ユース代表時代にはセルヒオ・アグエロらとU-20W杯を制したピボーテは、英国の地で八面六臂の働きを披露している。1試合平均3.7というタックル回数はハビ・ガルシア(1.2)、ヤヤ・トゥレ(1.1)、ジャック・ロドウェル(0.8)らを大きく上回り、攻撃面では労を惜しまぬランニングでリンクマンとしても機能中だ。
AM:カルロス・ベラ(R・ソシエダ)
アルセーヌ・ヴェンゲルを最後まで納得させることが出来なかったメキシコ代表アタッカーはスペインで花開いた。リーガエスパニョーラでここまで13ゴール11アシストとイングランド時代の彼を知る者からすれば想像し難いハイスコアを記録。「アーセナルはレアル・ソシエダから受け取った300万ユーロを上回る420万ユーロを支払えれば買い戻しが可能」との説もあるが、その去就は果たして・・・。
AM:ミチュ(スウォンジー)
今季のイングランドを最も賑わせた“サプライズ"が彼の爆発であった。ラージョから200万ポンドでスワンズの一員になると、序盤の大躍進に大きく寄与。プレミアリーグでは既に17得点を記録するなど、シーズン20得点も射程圏内に。
AM:サボルチュ・フスティ (ハノーファー)
ロシアでの挑戦は成功を果たせないまま終わったが、移籍金66万ポンドで4シーズンぶりに復帰したハノーファーで鬱憤を晴らすかのように特筆すべきプレーを連発。ブンデスリーガでは21試合に出場して9得点11アシスト、ヨーロッパリーグでは10試合に出場して5得点3アシストという数字を見ただけでもその活躍度合いを推測できるはずだ。