4月19日、メトロは「アーセナルのアルセーヌ・ヴェンゲル監督が、アレクサンドル・ソングの復帰の噂を否定した」と報じた。
アレクサンドル・ソングは、昨夏イングランド・プレミアリーグのアーセナルから、スペイン一部のバルセロナへと移籍。違約金の額は1500万ユーロ、あるいは1700万ポンドともいわれる大規模の取引であった。
しかしバルセロナでは厚い選手層の前にレギュラーをつかめず、これまでリーグでは15試合、CLで7試合の出場に留まっているため、退団の可能性が示唆されていた。
記事によれば、ヴェンゲル監督はこのように話し、古巣への復帰に関しては可能性がないことを主張した。
◆ 「彼の契約に買戻しの条項はない」
「彼のために個人的なアドバイスを送るとするならば、移籍とは別の言葉になるだろう。2シーズン過ぎればどうにでも決断できる」
「彼の契約に買戻しの条項はない。そして、私は彼がもう1シーズン試してみたいと考えていると聞いたけどね。彼はバルセロナで最初のシーズンを戦っている。一体誰がこの段階で何を判断できるというのかね」
「彼は質の高い選手だと思っている。うまくいかないことはあるが、その時でも主張し続けなければならない。そして、すぐに考えを曲げてしまわないことだね」
先日、アレクサンドル・ソングの叔父にあたる、元カメルーン代表DFリゴベール・ソング氏がこのように話したことから、退団の噂が駆け巡っていた。
◆ 「アレックスはスペインで幸せな状況にはない」
「バルセロナは彼とサインするために莫大な額の金を費やした。なぜなら、彼を求める一流クラブがいくつもあったからだ。アレックス(アレクサンドル・ソング)は大きな期待をもってカンプ・ノウに向かった。
しかし今日、アレックスはスペインで幸せな状況にはない。彼はアーセナルではレギュラーであったし、バルセロナでも順調に人生を送れると思ったが、現時点でそうなってはいないね」