ロイター通信は「南アフリカ・プレミアリーグ(PSL)は、5月21日に設定されたリヴァプールとの親善試合開催を許可しないと決定した」と報じた。
アヤックス・ケープタウンは、5月21日にイングランド・プレミアリーグのリヴァプールを招いて親善試合を行う方針であった。しかし南アフリカ・プレミアリーグは、シーズン終了から間もないこととカップ戦決勝が控えていることから、この開催を許可しないという。
ロイター通信
デレク・ブランケンシー PSLゼネラルマネージャー
「それらは、我々自身のイベントやこちらのスポンサーと競合する。シーズンがまだ終わっていない時点では、国際親善試合を開催することは許可できない。
18日のリーグ最終戦、25日のカップ戦決勝は、我々のスポンサーにとって最大のイベントとなる。これらの露出を優先しなければならない」
このPSLの決断に対しては、試合開催のための資金援助を行ってきたケープタウン市からも批判の声が上がっているという。
ロイター通信
グラント・パスコー ケープタウン市議会議員
「私が思うに、これはあまりに短期的な視点に立った決断だ。
我々は南アフリカ全体のブランド力向上を目指しており、世界最高クラスのチームを招くことで大きな成果を得ることができるはずだ。サッカーは観客を魅了する。それがどんなメッセージを送るか考えてほしい」