その(1)に続いて、『DTlux』でのフアン・マタのインタビュー。
Q.（出身地アルトゥリアスの）プレンデスにあるレストラン、『Casa Gerardo』で出てくるような“las fabes”（白インゲン豆の仲間？）を料理するところはロンドンにある？
いや、アルトゥリアスで祖母が作ってくれるような物を出すところはどこにも見つからなかった（笑）。僕が訪ねる時はいつだって、彼女は最高の食事を出そうとしてくれるんだ。 でも、そういう場所はまだ見つけられてない。
Q.あなたはチェルシーに来るスペイン人のガイドをしていると聞きました。私たちが次に旅する際、行く場所を教えてくれますか？
セサル・アスピリクエタが来てからそうなのは事実だよ。彼の友達がこの街にやってくる時はいつだって、彼は僕に食事をする場所を聞くし、僕も提案してあげようとしてるんだ。 ウォルトン・ストリートはかなりクールな通りだと言えるし、あそこのカフェやレストランはきっとみんな気に入るさ。ノッティング・ヒルにあるケンジントンパーク・ロードには素晴らしいイタリアン・レストランがいくつかあるよ。
Q.あなたはオビエドに住んでいたので、雨には慣れていますね。
うん。でも、マドリッドやバレンシアで暮らした後、雨のことは忘れていた（笑）。 おや、いま窓の外を見たら、太陽が出てきて、気温も素晴らしいね。けど、冬になると日が射すのはほんのわずかになるし、本当に早く日が暮れるんだ。僕は雨に関しては何の問題もないよ。
Q.あなたのTwitterには200万人近いフォロワーがいます。
僕が好きなことをTwitterやFacebook、Instagramを通じて知りたがっている人達がコンタクトしてくれることに誇りに感じている。ファンが僕のことを知ろうとしてくれるのは素晴らしいことさ。
Q.Instagramでもかなり活動的ですね。
自分のことをいいカメラマンだと思わせるやり方だと思う。ソーシャル・ネットワークのための素晴らしいアイディアだし大好きだよ。
Q.ソーシャル・ネットワークに対する愛着はマーケティングの勉強と何か関係ある？
かもしれないね。（ソーシャル・ネットワークは）基本的なマーケティング・ツールだと思う。
Q.あなたは旅好きで、読書好きで、TVシリーズが好き・・・典型的なフットボーラーではありませんね。
どうかな、そうは思わないな。TVシリーズを見るチームメイトはたくさんいるし・・・他にも読書したり、勉強しようとしてる（選手）もいる。僕は自分の好きなことをしようとしてるだけさ。他人と違うようになりたいわけじゃないんだ。
Q.おそらく、あなたはフットボーラーの固定概念を変えています。
う～ん、みんな間違ったフットボーラーのイメージをずっと持っていると思う。人それぞれにその人に固有の服の着こなしがあるし、生き方がある、趣向や趣味も・・・。 僕は自分の一番好きなことをエンジョイするためにフットボールをやろうとしているだけだし、人生の他の側面を楽しもうとしているだけだよ。それだけさ。
Q.FIFAコンフェデレーションズカップの初戦（対ウルグアイ）までそう遠くありません。気分はどう？
本当にワクワクしてるし、気持ちが相当高まってる。もう一度コンフェデレーションズカップを経験したいんだ。
Q.南アメリカ（での大会）へ参加することはスペシャルなチャレンジになるというのは確かかな？ ヨーロッパの選手たちがそこでプレーするチャンスを得ることは滅多にないから。
そうだね。僕にとって初めてブラジルへ行くことになるだろうし、アメリカ大陸で大会に参加することは僕らがまだやったことがないことだしね。 W杯を開催する国についてより知ることができるのもいいことだね。僕らはスタジアムがどんな感じか知って、雰囲気も味わう。素晴らしいものになるだろうと確信しているし、来年の大会への準備が始まることにもなる。
Q.この新たな経験を前にどんなことが一番ワクワクする？
ブラジルへ行ってプレーする時には『マラカラン』が常に思い浮かぶ。僕らがあそこの地で決勝に進み、優勝できれば素晴らしいだろうね。
Q.スペインは過去2回のEUROを制し、前回のW杯覇者でもある。相手チームが“La Roja"に対して示す敬意や畏怖について、どんなものを目にする？
主なものは試合前のコメントだね。それから、試合中のピッチ上でもたまにね。スペインは史上最高の時代を楽しんでいるし、当然相手は僕らを高みから落としてやりたいと思ってる。でも、僕たちと対戦することを特別なことだって相手が見てくれていることを経験すると誇らしい気持ちになる。（スペイン代表の）同僚の一人が彼のクラブのチームメイトと代表戦を戦う前に僕らに全力でこないでと伝えてくれと頼まれたって言ってた。僕らはかなりいいプレーをしてるからってね
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hatena