アメリカはインディアナポリスにある「ルーカス・オイル・スタジアム」で行われた“インターナショナル・チャンピオン・カップ”、チェルシー対インテル戦での出来事。
チェルシーが2点をリードして迎えた後半12分、ルーズボールに反応したインテルDFウーゴ・カンパニャーロとチェルシーDFジョン・テリーが・・・
カンパニャーロはスライディングしてきたテリーの足首付近を踏みつける危険なタックルを見舞って、一発退場。その後、両チームの選手たちがもみ合いになるなど一瞬不穏なムードも漂った。
幸いにもテリーにケガはなかったようで、この後もピッチに立ち続けフル出場し、試合も2-0でチェルシーが勝利した。なお、インテルの長友佑都もこの試合に先発フル出場している。この後、チェルシーはミランと、インテルはバレンシアと対戦する予定。
試合後、モウリーニョ監督はテリーが重傷を負わなかったことはラッキーだとしたうえで、こう述べたという。
「レッドカードはレッドカードだ。レフェリーはよくやった。ルールはルールだ。レフェリーが彼を退場にした後、インテルが他の選手を入れたほうがよりよかった。そのほうがよかっただろうからね。(プレシーズンマッチなので11対11で続行してもよかった??) だが、それはルールではない」、「あのレッドカードが試合を完全に変えた。10人でプレーするのでインテルにとってもよくなかったし、我々も10人相手にプレーするのでよくなかった。我々は勝利に値した。だが、それは大事なことではない。最も大事なのはチームの進化だ」
【マッチハイライト】