ロイター通信は、「トッテナム・ホットスパーのアンドレ・ヴィラス=ボアス監督は、自身の師匠に当たるジョゼ・モウリーニョ氏との決別を語った」と報じた。
かつてFCポルトやチェルシー、インテルでジョゼ・モウリーニョ氏のアシスタントコーチを務めたアンドレ・ヴィラス=ボアス氏。
2009年に師匠の下を離れると、アカデミカ・コインブラ、ポルト、チェルシーを率いて今季はトッテナム・ホットスパーの監督に就任。土曜日にはジョゼ・モウリーニョ率いるチェルシーとの師弟対決を迎えることとなる。
ロイター
アンドレ・ヴィラス=ボアス トッテナム・ホットスパー監督
「想像されているとおり、私とモウリーニョの関係は、プロフェッショナルとしても、個人的にも優れたものだった。長い間ずっとともに働いてきたからね。
我々が袂を分かつことになったのは、私がより多くのことに関わりたいという野心に突き動かされたからだ。私はスカウティングや試合の準備に関わっていたが、より多くの仕事に関与したいと望んだ。
私はもっと彼の力になることが出来ると思っていたし、彼の元で仕事をし続けることを最優先に考えていた。しかし、モウリーニョはそれを必要としていなかった。だから、我々はお互いに潮時だと思ったのだ。
我々は8月に行われたプレミアリーグの会合で話したが、それ以降は会ってすらいない。
物事はとても早く移り変わっていく。いま我々はいい走りを見せているが、どのチームも全ての勝ち点を取れてはいない。今年はとても混戦になる。過去数年で最も厳しいプレミアリーグを戦っている。
今自分たちはポジティブな雰囲気に包まれている状態だ。しかし、我々は挑戦し続けなければならない。可能な限りの勝ち点を奪うために。
(土曜日のチェルシー戦は)かなり初期段階の試合だ。これから何でも変化させることが出来る。この試合は特に重要なインパクトは持っていないだろう。
何が起こったところで、シーズン全体に大きな影響を与えるかどうかは分からない。しかし、我々は上手くプレーして、自分たちに確信を持ちたい」