現地時間2日、アヤックス・アムステルダムは18歳の中国人MF、ワン・シェンクァイ(Wang Chengkuai)と2年契約を結んだと発表した。

ワンは浙江省出身の1995年1月23日生まれ。中国超級リーグの大連実徳に所属していたが、クラブの破産とともに今年の1月に契約が失効。そのため、アヤックスは移籍マーケットが終了したこの時期にフリーで獲得することができたとのこと。

アヤックスは今年の1月、すでに他の中国人選手もトライアルに参加させるなど、クラブとしてのマーケティング活動の中心にアジアを据え始めている気配がある。

ちなみに、欧州4大リーグのトップチームに在籍する中国国籍の選手は0人(2013年9月20日Qoly調べ)。中国系の選手としては、ドイツのハンブルガーSVにラム・ツィーギンというドイツと香港の二重国籍を持つDFなどがいる。

ワンはアヤックスのユースチームにひとまず加入し、トップチームデビューを目指すという。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名