バナナの輪が広がった一週間だった。

先月27日、ビジャレアルのサポーターから投げ入れられたバナナをバルセロナのダニ・アウヴェスが試合中に食べた行動には、 世界中から多くの支援のメッセージが届いた。

本来、ピッチ上でプレータイム中に食物を摂取することは認められていない。しかしそれでも、人種差別というフットボール界に蔓延る悪しき風習に正面から向き合ったダニ・アウヴェスの勇気は称賛されるべきだ。日本でもこのニュースは大きく取り上げられている。

そんなダニ・アウヴェスの機転の利いた行動だが、実は今年3月にも、試合中に観客席から投げ入れられたものを食べた選手がいたという。それがこの人。

パリ・サンジェルマンの絶対的エース、“スーパーゴールマシーン"ことズラタン・イブラヒモヴィッチである。

先々月8日に行われたリーグアン第28節のPSG対バスティア戦、この試合で先発出場したイブラヒモヴィッチの前に、ゴール裏からピーナッツらしきものが飛んでくる。

それを見たイブラヒモヴィッチはこれを拾ってお口にパクっ。ゴール裏からは笑い声が起き、小さな話題となっていたそうだ。

観客席に物を投げ入れる行為は言語道断である。

しかし、今回のムーブメントによって、今後投げ入れられた食物になんらかの意図が含まれる可能性もプロサッカー選手であれば気に留めておく必要はあるだろう。

もし何か毒物が込められていたら、もし不衛生だったら―。ダニ・アウヴェスの行動は勇敢なものであったが、観客からの投げ入れには十分注意していただきたい。

ちなみに、Qolyで毎週 【誰でも出来るやべっち宿題】というコラムを執筆いただいているtatsuyaさんが所属するフットサルチームでも、動画で人種差別の撲滅を訴えている。