5月27日、『Diario de Navarra』は「今季スペイン2部に降格したオサスナは、今夏破産申請を行う可能性が高い」と報じた。

今季リーガ・エスパニョーラで18位となり、セグンダへの降格が決定したオサスナ。以前から経済的に困窮していることは明らかになっており、先日はスタッフや選手に対して700万ユーロ(およそ10億円)の給与が未払いとなっていると報告された。

さらに2部に降格したことによって、来季はテレビの放映権収入が2200~2350万ユーロから250万ユーロと10分の1に減少する予定となる。

もし夏の間に必要な資金を調達することができなかった場合、1億ユーロ(およそ140億円)以上にのぼっている負債の返済が不可能となるほか、7月31日までに滞納している給与が支払われなかった場合はLFP(プロリーグ機構)から降格処分が言い渡されることとなる。

記事によれば現在のところは破産を回避できるだけの資金を調達できる可能性は低く、選手を放出するとともに、クラブ自体を売却する道を模索しているという。

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