若きマウリシオ・ポチェッティーノ監督に率いられ、2013-14シーズン、プレミア復帰2年目ながら8位に入ったサウサンプトン。
しかし、躍進した分その戦力は強豪クラブから熱い視線を浴び、シーズン終了後、イングランド代表のリッキー・ランバート、アダム・ララーナ(いずれもリヴァプール)、ルーク・ショウ(マンチェスター・ユナイテッド)が移籍。ポチェッティーノ監督もトッテナムへと引き抜かれてしまい、フェイエノールトのロナルト・クーマン監督を招聘。日本代表DF吉田麻也の動向も気になるところだ。
昨年、adidasと長期契約を結んだサウサンプトンだったが、 納期などの問題が発生したとして今年5月に契約を解除。このため、4日に発表された2014-15シーズンの新ユニフォームはノーブランド。デザインは伝統的なストライプ柄が復活している。
赤線の部分にはバイアスのシャドーストライプ。
雰囲気的にadidasの前にサプライヤーを務めていたUmbroの“色”を感じさせ、実際来年からUmbroへ戻るという噂もある。
“The Stripes Are Back”とあるように、adidasによる前モデルが伝統的なストライプでなかったことに対し、ファンの間からは少なからず不満が出ていたようだ。
胸スポンサーのVehoはサウサンプトンに本社を置くエレクトロニクス企業。今年から2年契約を結んでいる。
新体制のサウサンプトン。8月16日のプレミアリーグ開幕戦は、ランバートとララーナが移籍したリヴァプールとアウェイで対戦する。
◆欧州サッカークラブ 2014-15シーズンの新ユニフォームまとめ