7月12日、『Skysports』は「ポルトガル1部のベンフィカは、かつてマンチェスター・ユナイテッドに所属していたFWベベの獲得に興味を持っている」と報じた。

チアゴ・マヌエル・ディアス・コヘイア、通称”ベベ”は1990年生まれの24歳。2010年夏に財政破たんのために降格処分を受けたエストレラ・アマドラからヴィトーリア・ギマランエスに移籍し、その直後にマンチェスター・ユナイテッドに740~750万ポンド(現在のレートで12億5000万円程度)で買い取られたことで話題となった。

彼はイングランドでは才能が開花せず、ベシクタシュへのレンタルでも成功することはできなかったため、大きく評価を落とした。

しかし2013年にリオ・アヴェにレンタル移籍し、ポルトガルリーグに復帰したことで力を発揮。昨季はパッソス・フェレイラでレギュラーとしてプレーし、12ゴールを決める活躍を見せていた。

以前はスポルティング・リスボン、ブラガが興味を持っていると報じられたが、現在はベンフィカが獲得を検討しているといわれている。リベンジの機会を求めているベベは、これを「いいチャンス」と『Antena 1』に語った。


ベベ

「僕はそれが自分にとっていいチャンスになると思っている。今、それを整理するためにエージェントからの報告を待っている。それが本当なのかどうか、彼は僕よりもよく知っているだろうからね。

もちろん、これは絶好の機会だ。僕はそれらのチームに入ってもやれると思っている」


なお、ベベはかつてホームレス・ワールドカップに出場した経験があるという報道がなされていたものの、最終的にはプレーしていないことが明らかとなっている。もちろん、親に捨てられたために保護施設で育ったことは真実である。

【厳選Qoly】10代での日本代表入りを本気で狙うべき5名の逸材