7月23日、『FOX Sports』は「今夏アレッサンドロ・デル・ピエロが退団したシドニーFCは、新たな目玉選手としてオーストリア代表FWマーク・ヤンコを獲得することを検討している」と報じた。

マーク・ヤンコは1983年生まれの31歳。196㎝という類まれな体格を持っている長身ストライカーとして知られており、得点力にも優れている。2005年から2010年まで所属したレッドブル・ザルツブルクでは108試合で75ゴールと絶対的な結果を残し、その後トゥウェンテ、FCポルトに所属してきた。

ただ、2012年に移籍したトルコのトラブゾンスポルでは出番が限られており、2シーズンでわずか2ゴールと不甲斐ない成績に終わり、今夏チームを離れていた。

春にベガルタ仙台を離れたグラハム・アーノルド氏が新監督に就任したシドニーFCはFWアレックス・ブロスク、ニュージーランド代表FWシェイン・スメルツ、FWバーニー・イビニ=イセイと獲得してきたが、まだマーキー・プレイヤー(サラリーキャップ制度の制限に該当しない選手)を引き入れることには成功していない。

なお、アーノルド監督は「ショラ・アメオビ、ギヨーム・オアロー、ボビー・ザモラ、ルイ・サア(現役引退しているはずだが……)、エドゥアルドと話している」と明かしており、基本的にはセンターフォワードを求めているようだ。

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