8月16日に行われたフランス・リーグアン第2節はマルセイユにとって特別な一戦。改修工事が終了し、近代的な新たな装いに生まれ変わったスタッド・ヴェロドロームでの初めての公式戦であるからだ。
しかしこの試合で力を見せたのは、対戦相手であるモンペリエだった。4バックを使用してビエルサ監督らしさを失っていたマルセイユに対し、19分にMFアントニ・ムニエがこのオシャレなループシュートを決める!
更に後半になって68分、これもまた鮮やかなカウンターで追加点。起点、そして終点にもなったサンソンからの流れが非常にスムーズで無駄がない。
その一方でGKジュルドランも気迫のセーブを見せ、マルセイユの反撃をシャットアウト! 最後までゴールを守り切って見せた。
本拠地のお披露目という空気を微塵も読もうとしなかったモンペリエが、自分たちの良さを存分に発揮し勝利を収めた。
逆にマルセイユは、新たにマルセロ・ビエルサ監督を迎えて期待のシーズンとなったものの、始まってみれば完成度の低さが目立ち1分け1敗。最悪に近いスタートとなっている。
ちなみに、新装オープンということでピッチは例によってこんな感じでありました。