■ダーラム・シティ
2013年12月にチームを買収しオーナー兼会長になったのがオリヴィエ・ベルナールである。氏の名前を覚えているニューカッスル・サポーターも多いのではないだろうか?攻撃的なオーバーラップで知られた左サイドバックだったフランス人である。

*現在のオーナー
オリヴィエ・ベルナール(フランス、元ニューカッスル)

■ウェンブリーFC
2012年6月、ウェンブリーに本拠地を置く小さなクラブがイングランド中から話題をかっさらった。いきなり大物選手を獲得したからだ。FAカップでウェンブリーで試合をする、というのを目標に同年8月のFAカップに照準を定めたものであった。ちなみに、テクニカル・アドバイザーは元イングランド代表監督のテリー・ヴェナブルズだった。ここで忘れてはならないのが、コンバインド・カウンティーズ・リーグ・プレミア・ディヴィジョン(9部相当)のチームであるということだ

*過去の主な所属選手

ディヴィッド・シーマン(元イングランド代表、2012年)
グレアム・ルソー(元イングランド代表、2012年)
レイ・パーラー(元イングランド代表、2012年)
クラウディオ・カニーヒャ(元アルゼンチン代表、2012年)
マーティン・キーオン(元イングランド代表、2012年)
ブライアン・マクブライド(元アメリカ代表、2012年)
ちなみに、イングランド5部にあたるカンファレンス・プレミアの選手たちの月収は日本円にして約50万円と言われている。

5部にしてこれだけの給与がもらえるというだけあって、イングランドにおけるフットボール・シーンは2部、3部といったレベルでは代表選手があふれているのが現状で、少し前に話題にはなったけれど最近見なかったよね?という選手の主戦場にもなっている。この話はいずれまたお届けしたい。

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