10日に新潟・デンカビッグスワンスタジアムで日本代表と対戦するジャマイカ代表。

昨今、ジャマイカと聞いてまず連想するのは“人類史上最速”のスプリンター、ウサイン・ボルトだろう。しかしサッカー代表チームの愛称は「レゲエ・ボーイズ」。そう、ジャマイカは“レゲエの神様”ボブ・マーリーを生んだ国である。 彼は1981年に36歳の若さでこの世を去ったが、レゲエを愛する世界中の人々が今なお彼を崇め、奇抜なヘアスタイルにカラフルなタオルを巻いて彼の生まれたジャマイカを巡礼に訪れている。

レゲエを筆頭に音楽が生活の一部ともなっているジャマイカだけに、サッカーを見ていてもそのお国柄を象徴する場面に遭遇する。それが国際試合の前に必ず行われる国歌斉唱の時間だ。ジャマイカ代表も日本と同様、ホームゲームでの国歌斉唱は基本的に独唱の形式をとっているが、毎度、そのレベルが尋常じゃない!今回はいつもと少し趣向を変えて、その圧巻の歌唱力をご覧いただこう。

歌唱力を競うW杯なら優勝候補間違いなし!

日本の国歌独唱は『君が代』が非常に難しい旋律という事情もあるが、本職ではない芸能人やアイドルが抜擢されることで何かと物議を醸すことが多い。しかし“本格派”揃いのジャマイカでそのような批判は無縁なのではないだろうか。それはともかく、この曲を最後まで聞いた人はしばらく「じゃめぇか~~~」のフレーズが脳内から消えないことであろう(そう、ジャマイカは現地では「じゃめぇか」と発音するのである)。それほど迫力満点の“ワンマンショー”がホームゲームのたびに繰り広げられているのである。

今回の日本戦はジャマイカ代表にとってアウェイゲーム。現時点で国歌斉唱がどのような形式で行われるのかは存じ上げないが、日本ではアウェイチームの国歌も独唱で行われることがある。もしジャマイカ国歌も独唱されるようなことがあれば、注目してみようじゃめぇか!←実はこれが言いたかっただけですた♪

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