ここからはユース選手に限った話ではなくなるが、ユナイテッドではブレード型のソールのスパイクについても頭部負傷の要因となるとしてその使用・着用に慎重だという。

2005年時点では、ファーガソンがロイ・キーンの怪我についてブレード・スタッドに原因があるとして、その使用を禁止したと伝えられている。

「ブレード・スタッドは危険だ。これについて我々は確固たる意見がある。深刻な怪我になりえるので我が選手たちが着用することは許さない。

ブレードによって怪我をした写真がいくつもある。我がアカデミーの選手にはひどい顔面の怪我を含め重傷を負った者もいる。NIKEともこのことについて話し合った。うまくいけば、(ブレード型の)流行は消えてなくなり、彼ら(スパイクブランド)は他のものを考えることになるだろう」

とファーガソンは語り、各ブランドがブレード式をまだ幼い子供たちに売ろうとしていると警鐘を鳴らしてもいた。

その後、ブレードスタッドは減少傾向にある。NIKEマーキュリアルやadidasのF50などの軽量モデルは基本ブレードだが、NIKEでいえばハイパーヴェノム、マジスタといった最近登場したモデルでは一部以外は丸型になっている。

※スタッドの形状などについては清水エスパルスの公式ブログ、 【メディカルブログ】『スパイクシューズの選び方』を参考に。

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