レンジャーズはスコットランドの1部リーグで54回の優勝を誇る名門チームだが、2012年に破産し会社更生法が適用されるとクラブは管財人の手に渡った。
その後、リーグ所属クラブの投票により、4部への降格処分という屈辱を味わっている。
今季はようやく2部であるスコティッシュ・チャンピオンシップまで戻ってきており、念願の1部復帰を目指して今季の戦いに挑んでいる。
レンジャーズのホームスタジアムであるアイブロックス・スタジアムは5万人収容が可能だ。リクセンの支援試合では4万1000人の観衆が集結したものの、ガットゥーゾが訪れた時は満席に程遠かったようだ。
ジェンナーロ・ガットゥーゾ （元イタリア代表）
「レンジャーズと1万人から2万人のサポーターたちを見るたびに、チームにとっては良い事ではないし、もっとスタジアムに来てもらうことを望むよ」
「ティーンエージャーの頃、ここでスタートしたことは大きな思い出さ。このスタジアム、ここの人々、このチームのサポーターが好きだったから、ファンタスティックな日々だった」
「現在のクラブはいい状況にない。だけど、自分はこのクラブのためにベストを尽くしたい」
レンジャーズは2部のチャンピオンシップで勝ち点41で2位につけている。自動昇格は優勝チームにのみ許されておりプレーオフに回る可能性が高い。
1部昇格を果たした暁には、レンジャーズを指揮するガットゥーゾの姿が見られるかもしれない。
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