2月2日、『L'Equipe』や『BBC』は「フランス代表FWハテム・ベナルファは、現役を引退する可能性があると話した」と報じた。
今夏ニューカッスル・ユナイテッドからフランス・リーグアンのニースに移籍することを決断したハテム・ベナルファ。
ところが、8月にU-21のチームで戦った試合が公式戦であると判断され、前半戦でレンタル移籍していたハル・シティでの分と合わせ、「すでに2チームで試合に出場している」という扱いに。
FIFAの移籍制度では1シーズンの間に3チームで試合に出場することを禁止しているため、ベナルファはニースで公式戦に出場することが出来ないという裁定が下ってしまった。
フランスプロリーグ連盟はニースとの契約は認めていたものの、ベナルファ側はそれを破棄する意向を示すとともに、27歳になる今年で早くも現役を退く可能性があることを示唆した。
ジャン=ジャック・ベルトラン ハテム・ベナルファの弁護士
「彼の心の中には、辞めるという選択肢がある。ニースでの彼の時間は明日終了する。悪い判断の連続があった。
現実的にならなければいけない。ハテムがニースでシーズンを終えることは問題外だ。支払いを受ける資格はない」