13日に行われたフィンランド・リーガカップ、RoPS戦において、先日アルビレックス新潟からHJKヘルシンキへ移籍したMF田中亜土夢が記念すべき初ゴールを決めた。

昨季限りで新潟を退団し、今月10日、HJKへ加入することが発表された田中。

HJKヘルシンキはリーグ6連覇中という国内きっての名門であり、予備選からであるが今年もUEFAチャンピオンズリーグに出場。そのチームで27歳の日本人MFは、フィンランドの英雄ヤリ・リトマネンもつけていた背番号10を託されている。

田中はJリーグ時代、登録名はローマ字読みの「Atomu Tanaka」だったが、ユニフォームネームは「ATOM」。HJKでは愛称という形で「ATOM」として登録される可能性が高そうだ。“世界のアトム"である。

フィンランドのリーガカップ(いわゆるリーグカップ)はインドアで開催される、シーズン前恒例の公式戦。移籍早々先発出場を果たした田中は、後半アディショナルタイムにいきなり結果を出す。(黄色がHJK)

味方がワンツーで突破すると、素早い動き出しでクロスを呼び込みヘディングシュート。田中はデビュー戦で挨拶代りの初ゴールを決め、チームの2-0勝利に貢献した。

なお、国内リーグであるヴェイッカウスリーガの2015シーズンは、4月12日に開幕する。

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