岡田武史監督に率いられた横浜F・マリノスがチャンピオンシップで浦和レッズを破って連覇を飾り、川崎フロンターレが悲願のJ1昇格を果たした2004年、全員が日本人選手の外国チームとしてSリーグに参戦したアルビレックス新潟シンガポール。あれから10年以上が経ち、チームはすっかりシンガポールの地に根を下ろしている。
リーグ内での位置づけは中堅どころで、2012年と2013年の3位が最高成績。ただ、2011年には初タイトルとなるリーグカップを制したほか、経営面でも現在は単体で黒字を確保。2013年にはスペインの「アルビレックス新潟バルセロナ」、カンボジアの「アルビレックス新潟プノンペン」がそれぞれ創設され、新潟Sが運営にあたっている。
今オフは、新潟でJ1に45試合出場している25歳のMF木暮郁哉(沼津)に加え、元・新潟のベテラン選手で岡山哲也、鈴木慎吾に続く存在としてGK野澤洋輔(松本)が移籍。若手主体のチームで大きな役割を果たすことになる。
【トレーニングマッチ】1本目に出場した野澤洋輔選手。セービングの場面こそなかったものの最後方からの的確なコーチングでチームに安定をもたらした。
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— Albirex FC (S) (@ALB_S_FC)
2015, 1月 27
その新潟Sが30日、2015シーズンの新ユニフォームを発表。
引き続きサプライヤーを務める地元メーカー、Mafro Sportsによる2015ユニフォームは、ピンストライプ柄のデザイン。新潟といえば当然、ホームはオレンジと青である。
Albirex Niigata Home kit for 2015-16 season. We can't wait to display them.
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— Mafro Sports Pte Ltd (@Mafro2009)
2015, 1月 17
全身ではこんな感じの様子。「2015-16」ということは、2シーズンの使用を想定?
ちなみに、新加入の野澤と木暮はそれぞれ新潟時代の21番と8番をつける。
アウェイはこれまでの定番だった白ではなく、グレーを採用。オレンジのピンストライプとの組み合わせがなかなか面白い。
GKモデルは、ホームが紫、アウェイが緑。
ユニフォームスポンサーはJリーグとSリーグで規定が違うためこちらの方が多く、胸が「Canon」と「Yoppy」、右袖に上から「RAIZZIN」「TDK-Lambda」「Langrich」。背中はホームが「H-TWO-O」、アウェイが「Great Eastern」となっている。
というわけで、発表されたばかりの新ユニフォームとともに、存在感を増しつつあるアルビレックス新潟シンガポールについてざっくりと紹介。
もちろん、本家・新潟の新ユニフォームについても近々お届けする予定だ。(諸事情により発表順の掲載ではなくなっていますが、Jリーグは必ず全チームいきます!)