J1に昇格した2005年以降、度重なる残留争いを終盤の猛烈な追い上げでしのぎ、J2降格を阻止してきた大宮アルディージャ。その“残留力"から「落ちない!お守り」が発売され受験生に人気を博すなどしてきたが、綱渡りはついに限界を迎え、今季は2004シーズン以来となるJ2を戦う。

監督は昨季途中に大熊清氏が解任された後、コーチから昇格して指揮を執った渋谷洋樹氏と契約を更新。前身のNTT関東サッカー部時代からコーチを務めてきた48歳の指揮官とともに、一年でのJ1復帰を達成することが今季の目標だ。

戦力面では昨季の出場時間上位3人のうち、DF高橋祥平(神戸)、FWズラタン (浦和)が新天地を求めたが、中盤のキープレーヤーである家長昭博が残留。昨季18試合の出場でチームトップの9ゴールを決めたセルビア人ストライカー、ムルジャも健在である。

このためか、補強は守備に重点が置かれており、GKに加藤順大(浦和)、塩田仁史(FC東京)という実績のある2選手を獲得。ヴィッセル神戸から加入した2人のDF、河本裕之と大屋翼も重要な戦力となりそうだ。

Omiya Ardija 2015 Under Armour Home

昨年既にデザインについてお届けした、大宮の新しいホームユニフォーム。前回お伝えしたように、テンプレートはイングランドの強豪、トッテナムの2014-15ホームと共通。

大宮は肩から腕にかけての部分にクラブの伝統的なチェック柄を透かしで配している。


Omiya Ardija 2015 Under Armour Away

アウェイ(2nd)は例年通りホームと同じテンプレートを使用した白。クラブカラーであるオレンジのラインが目を引く。


GKモデルは、水色のホーム、黄色のアウェイ、黒のサードというラインナップ。こちらもホームの色違いである。


ユニフォームスポンサーは、胸の「NTTドコモ」、背中の「東日本電信電話(NTT東日本)」、袖の「富士薬品」、パンツが「武蔵野銀行」で、いずれも昨季からの継続となっている。

◆Jリーグ 2015シーズン新ユニフォームまとめ(J1・J2・J3)

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名