高い適応能力を見せ付けて21試合に出場して6ゴールを決めたデュークは、実質1年のプロキャリアでありながら夏に行われた東アジアカップの代表チームに選出される。

このチームは、海外組がいないほぼB代表というメンツであり、大会での結果は1分け2敗と芳しくなかった。しかしそこで一人大きな活躍を見せて好評価を得たのが彼、ミッチェル・デュークである。

第2試合目の日本戦で初ゴールを決めると、第3戦の中国戦でもネットを揺らす。それ以外にも常に切れ味あるプレーを見せ、彼が豪州屈指のアタッカーであることを証明したのである。

その後はブラジルとの親善試合に出場し、現在所持しているキャップは4。アンジュ・ポステコグルー監督になってからは招集されておらず、ワールドカップやアジアカップへの出場は叶わなかった。