出回ったゴール動画を見た方には周知の事であろうが、彼は186㎝という長身でありながらもヘディンガーやポストワーカーではない。そして走り方も決してスマートではなく、器用そうには見えない。
しかし、彼はその見た目や雰囲気に似合わず、オーストラリアが近年多く送り出してきた「前線ならどこでもこなせるアタッカー」である。
本職はストライカーであり、そしてクラブでは右ウイングでも頻繁に起用されていた。左サイドを務めたこともあるが、その機会の少なさを見ればそれほど得意とはしていないのかもしれない。
大柄でありながらもドリブルで仕掛けることが出来、スペースへの飛び出しも得意。チャンスとなれば多彩なシュートパターンでゴールを脅かす。
高さや強さ、速さ、テクニックが絶対的にあるとは言えないものの、応用力、万能性、パワー、スピード、得点力と万遍なく揃えている選手だ。