3. UEFAチャンピオンズリーグ、準決勝と決勝は6月開催か

一般的にCLは4~5月に準決勝が、5~6月に決勝戦が開催される。今シーズンの決勝は6月6日だが、ファイナルが6月に行われるのはこれが初めてのこと。もともとは5月の末までに完結するコンペティションなのだ。

しかし、グループステージの第5節から第6節、および決勝ラウンド1回戦の抽選会が行われる11~12月にワールドカップが開催されることで、当然こちらもフォーマットを変更する必要がある(該当となるのは2022-23シーズン)。

英国『Mail Online』は、仮にワールドカップが冬に開催された場合、準決勝と決勝の計5試合を6月に開催するかもしれないと伝えている。

ただし、ワールドカップが11~12月に開催されることでCLにもたらせる影響は基本的にはグループステージの2~3試合のみであるため、各国リーグほどドラスティックなスケジュール変更を強いられることはなさそうである(もちろん、前述したアフリカネイションズカップや各国リーグとの調整は必要であるが)。


4. 2021年コンフェデレーションズカップは日本での開催も?

厳密にいえばこれはワールドカップが冬に行われることの弊害ではないが、カタールでワールドカップが開催されることによって、前年に行われるコンフェデレーションズカップの開催地も変更になるようだ。

現在のところ、FIFAはコンフェデレーションズカップを6月に開催する予定であり、それによって気温の高いカタールでは開催しない意向であることを発表している

FIFA事務局長ジェローム・ヴァルケはこの大会を「カタールではないアジアで開催する」としており、2022年ワールドカップの演習としては、クラブワールドカップをカタールで直前に開催する予定だと伝えられている。

この発言により、中東地域でのコンフェデレーションズカップ開催は排除され、日本で開催される可能性が出てきた。2019年にはラグビーワールドカップを開催し、翌2020年には東京五輪を開催する日本。協会的には受け入れる体制は整っているはずだ。

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