3月2日、『Le 10 Sport』は「パリ・サンジェルマンとアーセナルが、ユヴェントスのフロントスタッフを引き抜きに動いている」と報じた。

以前のマネージャーであったレオナルド氏が審判への暴行事件によって辞任したパリ・サンジェルマン。現在はジャン=クロード・ブラン氏がジェネラルマネージャーを務め、それをオリヴィエ・レタン氏がアシスタントとして支えている体制である。

しかしオーナーのナースル・アル・ハライフィ氏はここにもっと世界的に強さがある人物を置きたいと考えているとのこと。

その候補としては、現在バルセロナも狙っていると言われるルイス・カンポス(現モナコTD)が最優先とされる。

ポルトガルで指導者を経験している彼は大物代理人のジョルジュ・メンデス氏と友人関係にあり、モナコではハメス・ロドリゲス、ジョアン・モウティーニョ、リカルド・カルヴァーリョ、ラダメル・ファルカオを獲得した実績がある。

しかし彼は現在モナコのオーナーが資金の注入を減らしていることもあって引く手数多であると言われている。

そのため、パリ・サンジェルマンは現在ユヴェントスのテクニカルコーディネーターを務めているファビオ・パラーティチ氏も並行して獲得に動いているという。

そして、そのファビオ・パラーティチ氏に対しては、イングランド・プレミアリーグのアーセナルも引き抜きに動いているという。

昨年アレクシス・サンチェスを高額の移籍金を支払って獲得するなど、より大きな投資を行うようになっているアーセナル。移籍市場での力を強めるため、新たに専門家を迎えることを考えているという。

パラーティチ氏は昨年夏にアルバロ・モラタやエヴラ、ロベルト・ペレイラ、キングスレイ・コマンなどを獲得。それほど大きな資金を使わずにチームを確実に強化していることで知られる腕利きである。

彼は現在ユヴェントスとの契約が満了目前となっている。更新に向けての話し合いを行っているとは言われているものの、バルセロナやトッテナム・ホットスパー、マンチェスター・シティなど様々なクラブが彼の引き抜きを考えているとも報じられている。

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