3月23日、『Tuttosport』は「シルヴィオ・ベルルスコーニ氏は、ACミランの株式の75%を中国人実業家のポエ・キー・イン・ワンシュオ氏に売却することに合意した」と報じた。
記事によればその契約は即時ではなく、今後3年間で段階的に株式を販売する予備的な合意であるとのこと。これらは既に3月7日に締結されているという。
ポエ・キー・イン・ワンシュオ氏は通称「ミスター・ピンク」と呼ばれている実業家。米国でその名の通り「ミスター・ピンク」(http://drinkmrpink.com/)という高麗人参をベースとしたエナジードリンクの販売を手がけている会社の創設者である。
彼はあまりメディアの前に出ないために謎に包まれているが、以前のビジネス誌の記事によれば34~35歳の中国人実業家で、スマートでファッションモデルのような青年であるという。
ただしこれまでもミランの売却については「~と合意した」という話が浮上しては否定されてきた歴史があるため、それほど信憑性が高いとは言えない。今後の動きに注目する必要がある。