3月28日に行われたオーストラリア・Aリーグ第23節のゴールが話題になっている。

一時は首位に付けていたものの、この9試合勝利がなく4位に転落していたパース・グローリー対ウェスタンシドニー・ワンダラーズの対戦。

元オランダ代表FWカステレンのゴールでウェスタンシドニーが先制するも、その後パースがシジネイ、グリフィスのヘディングで逆転。

さらに72分にウェスタンシドニーがパスミスからのショートカウンターで一点を取り返し、スコアは2-2で終盤に。

そしてこのまま終わるかと思われた88分、パースの右サイドバックを務めるジョシュア・リスドンがボールを持つと、ドリブルで対面するクズマノフスキをぶち抜いて右足!

豪快なシュートをゴール右隅にたたき込み、長い苦しみを経験したパース・グローリーを救った。リスドンは先日マーティン・キーオと共にナイトクラブで騒動を起こし警察に逮捕されてしまうというトラブルを起こして話題となったが、今度はサッカーで良い方向の存在感を発揮した。

低迷しているウェスタンシドニー・ワンダラーズの順位は9位のままであるが、明日の試合でニューカッスル・ジェッツが勝ち点を獲得すると再び最下位に転落する。

なお、高萩洋次郎と田中裕介はこの試合にフル出場しているが、目立った活躍をすることは出来なかった。

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