ドゥンガ ブラジル代表監督

「(W杯での失敗があるから楽になっている?)

ドイツ戦での失敗は、むしろ私を難しくさせているよ。第一にプレッシャーがそこにあるからだ。これはとにかく難しい仕事だ。加えて、代表チームに対しての大きな不信があった後だからだ。

今や誰もが幸福感に溢れている。なので、問題はそれを取り巻く他のものだ。我々は何も勝ち取ってはいない。

我々が躓いたときに初めて、疑惑や消極性に取り憑かれてしまう。適切なバランスや釣り合いを見つけるまで、上がったり下がったりの繰り返しだ。

7-1になった試合の後、誰もが解決策を持っていた。彼らは言った。『全てを変更する必要がある』『全ての選手を変え、若い選手を呼ぶべきだ』と。

それは違う。必要なのは若い選手の準備が出来ているかどうかを判断することだ。十分良い選手かどうかはともかくね」

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